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■藤崎八旛宮例大祭■

参考下記

平成17年第三九七回
日時:九月十九日九時〜十四時
場所:段山御旅所 能楽殿
雨天決行


御能組とは
・・・

藤崎宮秋季例大祭の祭典行事のひとつ
段山の御旅所の能楽殿にて行われる

能楽とは・・

室町時代から演じられ、受け継がれてきた
日本を代表する舞台芸術(古典演劇)です

解 説(演目)
金春流

素謡 翁

素謡とは・・・

能の台本の謡本を、朗読するもので
その謡本を聞き情景を創造しながら聞きます
いろいろある能楽の形のひとつです


金春流

半能 養老

半能とは・・・

前半を前場、後半を後場(のちば)
前半後半に分かれた演目の後半だけを
演ずる演能形式を半能といいます。

季節 夏
所 美濃国養老滝(岐阜県)
曲柄 脇能(初番目)
稽古順 初級


喜多流

 芦刈

明治時代以降、能楽と呼称し、能楽は
能と狂言を含める場合もある。

季節 旧三月
所 草香の里(大阪府)
曲柄 現在物(二、四番目)

聞き所は、初回、笠の段、クセであるが、
見どころもまた、その三つとそして男舞、
キリである。
現在物共通の詞が多いこと、
直面であるから、特に態度がむずかしいことなど、たびたび云う通りである。
なお作り物が出ない場合の夫婦対面の場は橋掛でする事がもある。

大蔵流

狂言 船ふな

日本の伝統芸能のひとつである。
滑稽さを演ずる劇。


金春流

 六浦
六浦の梗概

季節 旧九月
所 六浦(神奈川県)
曲柄 鬘物(三番目)
稽古順 一級(その一)

聞きどころも、見どころも共に特別なところもなく、『クセ』と『キリ』それに『序の舞』
位なものであって
三番目物としては極く
アッサリした能であるが、鬘物の幽玄味は一と通り揃っていて美しい能である。

喜多流

半能 鞍馬天狗
鞍馬天狗梗概

季節 旧三月
所 鞍馬山(京都)
曲柄 天狗物(五番目)
稽古 一級(その一)

聞狂言の能力(寺男)がこの能の
始めに少々活躍する。
三ノ間の『見る人もなき山里の』以下が、
聞きどころではあるが、この謡の途中から
子方を連れての型がある。
また中入の型も見逃せない。
後シテは、橋掛かりでの型や、
長刀を持って舞う『働キ』はこの能特有の
ものであり、キリの仕舞どころは子方との
交渉もあって面白い。

解説
 雄略天皇の御宇、美濃国本巣の郡に霊泉湧き出でたりとて勅使を出されけるに、老人子を伴い来れるより、謂れを問う。
老人答うるよう、これなる尉が子は朝夕山に入りて稼ぐ者なるが、ヌ日何となく掬べる水、心も涼しく疲れもたすかりぬ。

帰りて父母に与うれば、老いを忘るる心地あり、
されば養老の滝とは名づけたりと。

勅使急ぎ帰りて此の由を奏せんという折りしも、天より光輝き音楽聞え
山神現れ奇瑞を見せつけるとぞ。

 摂津の国草香の里に左衛門と云う人が住けるが、
家貧なるより後日を契りて一時夫婦別れをなしけり。

かくて妻は都へ上り、さる貴人の家の乳母となりていたりしが、
いつか蓄えも出来たるより夫を尋ねて故郷草香の里へ下りけるが、
契りし夫の行え知れざれば暫し逗留して夫の在所を探さんとしけるに、
偶芦売る男来れるより、供のものその声に就き種々問答などし、

かくて芦売る男は笠尽しの舞など舞いて興を添えしが、女輿の内より窺い見るに計らずも其の芦売こそ夫なりければ、それとわなしに芦を一本買わんとせしに男は恥ぢてか姿を隠して出でざりけり。

されば女今は包むも愚とて自ら名宣りて出ければ、夫左衛門も夢かとばかりに打喜び、共に再会の嬉しさを語らい、夫は妻の持ち来れる心尽しの烏帽子直垂に身をつくろい、祝いの舞いたる後、夫婦共に打ち連れて、今は春べの都をさしてめでたく帰り行きけり。

洛陽の傍より出でたる僧、東国修業の途次、相模の国六浦の里に着きたれば、所の称名寺に立ち寄り、折から山々の紅葉せるを眺むるに、
庭の此方に『樹の楓のみ一葉も紅葉せざるに不審を抱き、

人に尋ねんと思いたたずみたり、たまたま此処に女出で来れるより、斯くと尋ねるに『是は昔鎌倉の中納言為相卿と云う人、

紅葉を見んとて此の所に来り給いしが山山の紅葉未だなりしに此樹のみ深く紅葉せるを見(如何にして此の一本に時雨けん山に先立つ庭の紅葉ば)と詠ぜしより以来、樹は功成り名遂げて身退くは天の道なりと言う古語を信じて、今に紅葉を止め常盤木の如くなり』と答えたり。

されば僧は手向の歌など詠み『かほどまで此木の心を知ろしめす御身は如何なる人ぞ』と問えば、『まことは我は此の木の精なり』とて姿を消しぬ。
頓て夜更けし頃、楓の精貴女の形にて現われ、舞をまい『仏果てを授け給え』と願いて失せにけり。

 
 鞍馬西谷より花信あり、東谷の僧ちご達あまた引き連れ、花見に赴きしに一人の客僧ありて花を眺めいたれば、他人の交れるは興無しとて皆々
退散せり。

時に一人のちご留まりて『花の下には半日の客だに誼ありという近くよりて花見たまえ』とて、客僧とあい馴れあい親しみぬ。

このちごこそ義朝討たれて後、この山寺に入り、物学びいたる牛若にてぞありける。さても『客僧は如何なる人ぞ』と尋ぬれば、『この山に年経たる大天狗なり、君に兵法の大事を授けて平家を討せ申さん、

君心あらば明日参会すべし』とて、雲を踏みて飛び去りしが、明くる日牛若、顕紋紗の花やかなる直垂姿にて僧正が谷に至れば、大天狗も来たり会い、むかし黄石公が張良に兵法の奥議を残らず伝え、『なお先長く御身にそいて力となるべし』と、夕影鞍馬の梢に翔りて失せぬとぞ。





※この情報は、眞会参加者向けのものです。


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